キューバ 街角だより ~ Informe de la Habana ~

エイムネクスト株式会社では、キューバの国立ハバナ大学に、2015年10月から日本語教師を派遣しています。 現在赴任されている山田芳子先生が、キューバの首都ハバナの街の人々や、日本とは事情の全く異なる生活の様子などを詳しくレポートしています。 “ キューバの今! ” をご紹介します。

タグ:CUP


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先日、「キューバ国立美術館・キューバ館」「ユニバーサル館」2つの美術館を見てきました。
2館共通で
CUC=8ドル:外国人料金)ですが、私は外国人滞在証明書を所有しているので、これを見せるとキューバ人と同じ入館料CUP(40円ぐらい)になりました。
もう、外国人とキューバ人では大違い!
キューバ館のほうは見ごたえあり。結構、広かったですよ。

 

他には、住んでいるところの近く(ハバナ大学の近く)に、なぜか「ナポレオン博物館」があり、何が展示されているのだろうと前から気になっていたので、こちらも行ってみました。
ナポレオン時代の武器、ピストル、服、肖像画、食器などが展示されていました。
ちなみにこちらは無料でした。(^∀^)

 


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その2CADECA Casa de Cambio
両替所
 

 キューバでは、クレジットカードはほとんど使えず、もし使えたとしても高級ホテルや高級レストランぐらいです。それに、たとえカードを利用できても手数料をとられますから、通常はCADECAで外貨現金を両替することになると思います。
 

ハバナの空港(玄関出て、左にあったと思う)と、ハバナのほとんどのCADECAでは、日本円から外国人が使う兌換ペソ(CUC)に両替ができます。でも、ところによっては1,000円札、5,000円札を両替してくれない所もあります。

US
ドルも両替できますが、手数料5%ぐらいに加えて課徴金10がかかります。(例:
100USドル100CUC15CUC(15)= 85CUC ぐらいになってしまう…)

旧市街のオビスポ通りにあるCADECA<月~土>8:30~8:00PM、<日>9:00~6:00PM<昼休み>12:30~1:00PM)では、Visa, MasterカードからCUCを引き出せます。(ただし、電信が不通でクレジットカードが使えないことは、よくある)。

玄関ドアと窓口にクレジットカード会社のシールが貼ってあり、手数料3~4%がかかります。
キューバではアメリカ系のクレジットカード
(AMEX, DINERSなど)と日本のクレジットカードJCB使えません


田舎に行けば行くほど現金のみの扱いで、クレジットカードからCUCを引出すことはしにくくなり、さらには、日本円からの両替もできなくなります。
一方、ユーロ、カナダドル、イギリスポンドだったら、大体どこでも両替してくれます。
両替する際にはパスポートが必要で、ここでも行列です。


 変換レートですが、
CUC=1USドル固定で、これをもとに他の通貨のレートが決められます。レートは毎日変わります。
日本にいるなら、日本円対
USドルのレートが参考になると思います。
(例 1
USドル=124円だったら、1CUC124円より少し悪いレート)

そして、もしキューバで、観光地以外のところや田舎に行く場合、あるいは、キューバ人が利用するような小さいお店で水やジュース、お菓子、アイスクリームなどを買う場合は、キューバ人が使う人民ペソCUP/MN)が必要になってきます。
そのときのために、CADECAで外貨両替した際一緒に、
10CUCぐらいをCUPに両替しておくのもいいかと思います。(1CUC=24CUP201512月現在)

もちろんCADECAでは、CUCからCUPに両替することもできます。240CUP(=10CUC)あると、大金を持った感じになります。約5CUPでキューバ人が買う街角アイスクリームが買えるので・・・!


 ただし、キューバ出国の際、最後に空港税として
25CUCが必要になるので、この分は忘れずに残しておきましょう。
また、余った
CUC は、CADECAでユーロかUSドルには両替できますが、日本円には両替できませんので注意が必要です。 

 

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