ニュースでご存知だと思いますが、1125日(現地時間)にフィデル・カストロ前議長が逝去されました。
享年90歳。

キューバは9日間の喪に服します。その関係で、月曜・火曜は政府関係の機関、お店などは休みでした。(大学も休みになりました。)でも、個人のお店やレストランなどは今のところ通常どおり営業していて、それほど市民生活に影響はありません。

ただ、たまにハバナリブレホテルのカードを使ってインターネットをすることがあるのですが、喪に服す9日間は宿泊客以外利用させてもらえず。ちょっと制限されています・・・。

そして、テレビ番組はカストロ前議長関連の番組一色です! 毎週末に放送されるヨーロッパのサッカーリーグ、映画・音楽などの娯楽番組はありません。
でも、ドキュメンタリー番組を見ていると(スペイン語はわかりませんが)、1950年代からの現在までのキューバの歴史そのものといってよい、物凄い人生(特に若いとき)を送った方なんだなと思いました。

古いフィルムの中のカストロ議長の演説はとても力強く、カリスマ性がありますね。それに、中南米での影響力の大きさもわかりました。

キューバとベネズエラとは関係が強いとはいえ、ベネズエラも3日間の喪に服すようです。

また、街では、革命広場とその他の場所で弔問が行われました。

外国語学部が革命広場に近いこともあり行ってみたのですが、あまりに長い弔問者の列で、近くまでたどり着くことができませんでした…。

 

心よりご冥福をお祈りいたします。

カストロ氏追悼集会
この写真は日曜日のものですが、前日の土曜日には学生による追悼集会がありました。

この日も数人が集まったようです。(階段上部に旗を持っている人々が。)