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その2)CADECA (Casa de Cambio)両替所
キューバでは、クレジットカードはほとんど使えず、もし使えたとしても高級ホテルや高級レストランぐらいです。それに、たとえカードを利用できても手数料をとられますから、通常はCADECAで外貨現金を両替することになると思います。
USドルも両替できますが、手数料5%ぐらいに加えて課徴金10%がかかります。(例:100USドル⇒100CUC-15CUC(15%)= 85CUC ぐらいになってしまう…)
旧市街のオビスポ通りにあるCADECA(<月~土>8:30~8:00PM、<日>9:00~6:00PM、<昼休み>12:30~1:00PM)では、Visa, MasterカードからCUCを引き出せます。(ただし、電信が不通でクレジットカードが使えないことは、よくある)。
玄関ドアと窓口にクレジットカード会社のシールが貼ってあり、手数料3~4%がかかります。
キューバではアメリカ系のクレジットカード(AMEX, DINERSなど)と日本のクレジットカードJCBは使えません。
田舎に行けば行くほど現金のみの扱いで、クレジットカードからCUCを引出すことはしにくくなり、さらには、日本円からの両替もできなくなります。
一方、ユーロ、カナダドル、イギリスポンドだったら、大体どこでも両替してくれます。
両替する際にはパスポートが必要で、ここでも行列です。
変換レートですが、1CUC=1USドル固定で、これをもとに他の通貨のレートが決められます。レートは毎日変わります。
日本にいるなら、日本円対USドルのレートが参考になると思います。
(例 1USドル=124円だったら、1CUCは124円より少し悪いレート)
そして、もしキューバで、観光地以外のところや田舎に行く場合、あるいは、キューバ人が利用するような小さいお店で水やジュース、お菓子、アイスクリームなどを買う場合は、キューバ人が使う人民ペソ(CUP/MN)が必要になってきます。
そのときのために、CADECAで外貨両替した際一緒に、10CUCぐらいをCUPに両替しておくのもいいかと思います。(1CUC=24CUP:2015年12月現在)
もちろんCADECAでは、CUCからCUPに両替することもできます。240CUP(=10CUC)あると、大金を持った感じになります。約5CUPでキューバ人が買う街角アイスクリームが買えるので・・・!
ただし、キューバ出国の際、最後に空港税として25CUCが必要になるので、この分は忘れずに残しておきましょう。
また、余ったCUC は、CADECAでユーロかUSドルには両替できますが、日本円には両替できませんので注意が必要です。